学校生活を楽しく彩る「韓国人」という存在、ルームメイトも韓国人
とにかくフィリピン留学といえば、韓国人の存在を抜きには語れません。彼らとこれほど密に接する機会はフィリピン留学以外には意外にないんじゃないでしょうか。僕の部屋は二人部屋で、ルームメイトは4ヶ月で合計4人いました。つまり毎月一人ずつ変わりました。
部屋では、恋愛テクニックから軍隊生活ならではのインスタントラーメンの作り方、日本のアニメーションに至るまであらゆるトピックを語り合いました。3人部屋ではなく2人部屋というのも僕の場合は正しい選択だったと思っています。二人だけで深くゆっくり語り合えたからです。なんか言い方がちょっとゲイっぽいけど。と、とにかく韓国人のルームメイトで本当に良かったと思っています。彼らとの生活や交流を紹介します。
サムギョプサルを扱ったら右に出るものはいない
彼らは自分たちにできることがあれば率先して先回りして行動してくれます。特にサムギョプサルを一緒に食べに行った時が顕著で、肉を焼いて食べられる状態まで全部やってくれました。バーにみんなでお酒を飲みに行った時も、誰かしら韓国人がみんなの飲み物をまとめて注文したりします。旅行の手配も手早く済ましてくれます。
よく僕はそんな韓国人と比較されて、日本人の女の子にボンクラおじさん扱いされました。おじさんじゃないわ！
さすが韓国で食べ慣れているせいか肉さばきがプロ
竹島の話は極力話さないほうがよいかもしれない
僕は竹島（彼らにとっては「独島（ドクト）」）の話はルームメイトを含めて二人としか話していないので彼らに限っての話になりますが、二人とも・・・激しかったです。ふだんは落ち着いて冷静な雰囲気ですが、竹島の話になると一気に主張が激しくなりました。
竹島について知識が浅い僕も悪いかもしれませんが、僕はできる限りニュートラルな考えを持つよう心がけました。簡単に言えば「韓国人は竹島は自分の領土だと主張している。日本人もそう。じゃあまずはどちらのモノって主張すること自体をやめよう。やるべき事はお互いが拠り所としているあらゆる資料を一緒にできる限り曇りなき眼で精査することであり、最初から自分だけが頼っている資料に基づいて主張するのはやめよう」というものです。まぁ、なんていうか理想論というか建設的なのかもわかりませんが。ただともかくお互いの資料に対して両国の主観が混入している可能性は検討してほしかったのです。でも…その二人は譲りませんでした。頑として自分たちが依拠している資料を信用しています。
これはあくまで僕の周辺のその二人に限った話です。ただ、特別な機会でもない限り、竹島の話は出さなくていいと思います。
軍隊式インスタントラーメンの作り方
一度作り方を教えてもらったらハマってしまい、その後何度も食べたのがこのチャパゲティ（いわゆるジャージャー麺？）です。袋に麺が入っている状態でかやくとお湯を入れた後、お湯だけを捨て、粉末スープを混ぜ合わせて食べます。ルームメイトが徴兵制で軍隊にいた際によくこんなふうに食べたそうです。
ちょっと見た目がいまいちですが濃厚な味がくせになりました。黒いです。うん。
韓国人は日本人同様ラーメンが好きで、ルームメイトと一緒に部屋でよく食べてました。さすがに毎日は食べられないので、水曜はラーメンDAYと決めて、お互い楽しみにしていました。
一応アマゾンでも売ってますね…。あの、でも、好き嫌いあると思います、このラーメンに関しては。
ピザもたまに一緒に食べました。ピザ屋には「イエローキャブ」や「グリニッチ」などあります。イエローキャブは、ボリューム、味ともに大満足でした！
