バギオは風が気持ちいい

フィリピン・バギオ留学

バギオでフラれた

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なぜ人気のセブではなく、ちょっと地味で山深いバギオを選んだのか

とにかく勉強をしたかったからバギオにした

僕はかつて大学生の頃にフィジーに一カ月だけ語学留学をしました。一か月だともう「留学」って言うだけで気恥ずかしいものがありますが…。その経験は、まさに「最高の経験でした、はい終わり」だったわけです。つまり、学校とホームステイでちょっと英語を話し、週末は日本人だらけで美しすぎる海に行って日本語ばかり話して青春して、なぜか最後に日本人の女の子に告白してフラれて、ただ帰国したのです。最後のフラれた件はあんまり関係ないですが…。

とにかく、もう、今回のフィリピン留学に関しては、これだけは繰り返したくなかった。だって28歳だもん。若ければ「最高の経験でした!異文化交流しました!」は人生の糧になりますが、もう、とにかく本当に英語を習得したかったのです。だから、バギオにしました。フィジー留学を否定しているわけではありません。僕は自己管理ができない弱い人間なので、環境を徹底的に整えるところから入ったわけです。

バギオ、ラピュタみたいバギオのよくある風景。山に無数の家が立ち並んでいる。ちょっとラピュタっぽい。

つまり、まず学校ではなくバギオという場所を選んだわけです。バギオには間違いなく勉強の意欲が高い生徒が多いと推測しました。実際そうでした。だって、わざわざマニラからバスで6時間くらいかけて、きれいな海も無い高山地帯で、日本語をしゃべれば罰金で、平日外出禁止で、プールとか無くて監獄のような雰囲気のスパルタ校に行くわけだから、みんなやる気があります。セブを選んでいる時点で「ちょっと海も見たいしね」「女の子と海でロマンスあるかも、えへへ」など、頭の隅っこのリゾート感覚を否定できますでしょうか!?・・・まぁできるか。いやでもそういう生徒が少なからずいるはずなのです。偏見ですけど。周りに流されてしまい友達作りに励んで英語を話さなくなることだって考えられます。

しかし、これまたセブを否定しているわけではありません。セブの学校からバギオに来る人たちに何人か会いましたが、夜に先生や友達たちと飲みに行って盛り上がったり、アイランドホッピングなどの旅行を通して、フィリピン人や韓国人たちと交流し、その過程で英語に磨きをかけてきていました。つまり、本人の適性次第なのかと思います。「英語第一!学校の中でしっかり勉強したい」人にはバギオをおすすめするし、「もっと自由に誰かと交流して、しかもフィリピンを存分に楽しみながら英語を学びたい」ならセブがよいのかもしれません。また、時間とお金に余裕があれば両方体験するのも面白いかもしれませんね。もちろん一概にバギオがどう、セブがどう、とも言えません。学校の質も検討せねばなりません。ただとにかくコミュ症気味で誘惑にすぐ負けちゃう自分はセブに行く覚悟はありませんでした。

まぁ、しかも、バギオにしたって、スパルタ校にしたって、恋はしてしまうし、青春してしまうわけです。僕はピカチュウ似の韓国人の女の子に告白してフラれました。結局、そういうもんなんです。学校って、そういうことばっかり起こるんです。小さい世界なので。その悲劇的な記録はこちらです ⇒ フィリピン留学恋愛ドラマ「韓国人の女の子に告白してフラれた話」

勉強タイプ別のおススメの場所と学校

下記のように、自分のタイプ別に場所と学校を選ぶのがおススメです。

とにかくスパルタが良い人⇒韓国人経営のバギオの学校(パインスなど)
とにかく快適に楽しく勉強したい人⇒日本人経営のセブの学校(NILSなど)
とにかくお金を節約したい方⇒セブの無料タイプの学校(アーグス

最近はアーグスのようにコールセンターで働く代わりにホテルと学費代がタダという学校も登場してきました。フィリピン以降にさらに別の国に留学したい方はお金を節約するためにも検討するとよいかもしれません。NILSでもインターン0円留学のサービスが始まりました。

バギオは涼しくて勉強に最適、しかも意外に都会

涼しい。バギオの良さはこれに尽きます。10回くらい誰かから聞かされましたが「フィリピンの軽井沢」です。学校の寮の4階から外を眺めているだけで幸せな気分になりました。そよ風が心地いいんです。

でも、一方で最悪なのが排気ガスです。学校の周りは全く気にならないのですが、山あいの道路に出ると排気ガスが凄まじいです。僕はこれが原因かわかりませんが、しばらく咳が止まらない時期がありました。あと、山だから坂が多いです。タクシーが4WDで、これも排気ガスの原因なのでしょうか。
滞在中に雨季に突入しましたが、特に朝晩は涼しいというよりフィリピンとは思えないくらい寒くなります。風邪をひく人も多く居ました。湿気や霧にも要注意です。

バギオのセッションロードセッションロード、歩いているだけで楽しい

バギオの街は「セッションロード」という目抜き通りが中心で、通りの先の丘の上にフィリピンではおなじみの巨大モール「SM」が鎮座しており、バンハムパーク(発音がなんか未だに曖昧)という大きな公園が街の中央にドン!といった感じです。このセッションロードがなかなかシャレオツで、店の種類も多く、飽きることがありません。基本的にお買い物はSMです。ただ値段が高いので、少し生活に慣れ始めると、地元のデパート(チョンサンデパートやセンターモール)に行ってみたりもします。

移動は基本タクシーです。初乗り35ペソ(約70円)なので乗らずにはいられません。バギオにはトライシクル(三輪車)はありません。ジップニー(でっかいバンでたまにギュウギュウ詰め)は7ペソ?8ペソ?で乗れますが、慣れないと行き先を見極めるのが難しいので2回くらいしか乗りませんでした。

バギオ、SMモールからの眺めSMバギオのテラスからの眺め

バンハムパークバンハムパークではボードに乗れる。いつか女の子と乗ろうという決意は実らず…

僕の滞在した学校、ボーリングやカラオケ、定番のバー、おいしい日本食レストランなどの情報は他の記事にまとめました。

学校の体験談 ⇒ スパルタ語学学校「パインス・インターナショナルアカデミー」体験談
週末の過ごし方 ⇒ これでバギオ通?おススメの週末の過ごし方と遊び方を紹介します
日本食レストラン ⇒ ここに行けば間違いなし!バギオの日本食レストランリスト

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フィリピン留学 0円 タダ
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